2008.11.16 殻
患いながら 降り続ける
答えがひとつならば悲しめるのに
私は一人でいいのに
鎧は冷たく遮断しながら
私を鈍くして
滲んだ夢から守ってくれる
描きながら 腐り落ちる
この目がひとつならば背けれるのに
貴方がいればいいのに
孤独はとうめいに変わりながら
私を埋めて行く
拒んだリアルを遠ざけてくれる
麻酔は何処にもないの
夢の中にさえ
絡みつく鏡は答えない
私さえうつさない
砦はひとり迷いながら
私を殺してく
咽喉を焼いて逃がしてくれる
鎧は冷たく遮断しながら
私を鈍くして
滲んだ夢から守ってくれる
壊れた現実から守ってくれる
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