2009.09.21 埋葬
なんど同じリズムを刻めば
裁きが下るのだろう
なんど同じ炎を灯せば
答えは破れるのだろう
痛む世界はもうなくて
軋む身体はもうなくて
悪魔は総てに平等で
どんな偽善にも靡かない
彼らに乞うものは
美しき光 誰かの嘆き
所詮は染まりきれぬ刻印
なんど同じ悪夢を横切れば
涙は溢れるのだろう
なんど同じ孤独を抱けば
言葉は崩壊するのだろう
痛む世界はもうなくて
軋む身体はもうなくて
最果てで響く紅は
どんな温度を砕くの
彼らが哂う者は―――
煉獄で揺らめく契りは
どんな痛みに答えるの
彼らが添うものは
愚かしき罪 私の叫び
所詮は捨てきれぬ世界
スポンサーサイト