2009.07.13 教室
賞賛はどうもうそ臭くて嫌い
どうせなら立ち上がれないほど
否定してくれればいいのに
そうしたらこの手で壊していける
この鋭利な心で切り裂ける
にこやかに足元を狙うのはやめて
無意味な鞘などさっさと捨ててしまえば?
汚れた瞼が下りるのを待っている
雑音の中で煌くのはいや
命をすり減らして噛み付きたいの
「逃避なんて許さない」
それは私に向けた餞
独りきりの結末を待っている
乾いた舌が求めるのを嘆いている
撫でられているなんていや
鋭く牙を剥いて焼き付けたいの
「逃避なんて許さない」
それは私が描いた決意
独りきりの結末を待っている
スポンサーサイト