紅い徒花
2009.03.22 雨
青空は枯れて
アスファルトは黒く染まりはじめ
ざあざあ孤独は水嵩を増す
説かれた真実より
君の嘘は輝いて見えて
目を逸らすことさえ出来ずに
この瞳は焼かれていく
暗雲は散らず
窓ガラスを未だ殴り続け
ごうごう理想をちらつかせる
急いた幻なら
君の声は遠のいていって
諦めることさえ出来ずに
その夢はうずくまる
テレビは瞬き
安っぽく語りかけてきて
じくじく思考を掠め取る
描いた幻聴なら
泥も流してはくれない
それならこの箱で独り
さよならを呟こう
スポンサーサイト
[
詩
]
<<
|
TOP
|
>>
カテゴリ :
このサイトについて
詩
小説
日記
未分類
一行
ランキング
月別アーカイブ
2010年09月
2010年08月
2010年05月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
admin*
designed by
◇