2009.08.31 日常的ジレンマ
麻痺し始める夢
冷たい感覚に
一体どれほどの価値があるの
目覚めなんて寂しい時なら
いっそ鉛のように沈んで
二度と赦さないでいて
数多の世界を踏みにじってきたけれど
そこには私すらいなかったのね
肉体が朽ちるのは
酷く頼りなく 揺らぐから
待つのは止めた
とまり木はあの日に
私が燃やしたのだから
涙脆い日常
零れゆく感情に
さよならさえ言えずに壊すの
隙間など埋めて 叫びなど埋めて
いまは冷酷なままでいて
理屈は簡単に繕ってきたけれど
創りあげたのは破壊ですら無かったのね
裂くのは幻影
想いは残骸であり
私は棄てたのだから
私が燃やしたのだから
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2009.08.28 このサイトについて
管理人、
紅月 暁。半引きこもりの高校1年生。
サイト趣旨、
只管文章かいてます。全体的に暗い。色々感覚が麻痺してる。
注意事、
このサイトはコメントが出来ないようになっています。返事が出来ないので。
拍手は励みになります。が、やはり返事は出来ません。ごめんなさい。
リンク、ご自由にどうぞ。ベリベリやっちゃって。
紅い徒花、http://adabana666.blog118.fc2.com/
2009.08.27 彼女と私
「今がよければ」
それでいいの、と私の唯一の友は言った。
私は、ああそうと軽く頷いてかたかたとキーボードをたたく。
彼女はいやな事があると必ずここにくる。
黙々とパソコンに向かっていても気にするそぶりすらみせず、ただ楽観的な言葉を繰り返す。
「貴方はきっと私の仲間でしょう」
能面のような笑みは少しうつろで、ああそうねと私は思う。
今がよければ、なんて考えは特に無いのだけれど。
状況は彼女よりも私のほうがその思想に近い気がする。
いつまでもこの家に居られるなんて思ってはいないし、いつか自立するということをぼんやり考えているだけの日々。
自堕落に過ごしているのはいまだけ、そうなんの根拠も努力も無く思っている。
「ねえ、今がよければそれでよかったの」
彼女の声がすとんと落ちてきた。
泣いている様な声だった。表情は相も変わらずうつろだった。
「今がよければそれでよかったの」
そうしたら、今は、今は、
「あっという間に消えてしまったのよ」
私は彼女を殴りつけた。
わけも無く、否、これ以上何も言わせないよう、殴りつけた。
真っ黒な液晶画面をひたすらに殴りつけた。
2009.08.27 いらない子
哀しいと嘆くことは
とても卑怯だと誰かが嗤う
だから私は必死で泳ぎ続けた
抱きしめるように擦り抜けて
復讐なんて安っぽい言葉で生き続けた
誰にも看取られたくは無い
どんな鏡に映せば
終わりは綺麗なのだろう
押し流されそうになるのは
私の意識 私の美徳
誰か不要だと突き放して
眩しいと逸らす視線に
いつかの答えは転がってない
だから私は必死でもがき続けた
暖めるように冷め切って
笑顔なんて愚かなものに頼り続けた
誰にも覚られたくはない
堕ちる空に臨んで
必死さも枯れ果てるだろう
傾きながら蹲るのは
私の決意 私の悲哀
誰か不要だと突き放して